ニュース内容ざっくり
Ratch Group Public Company Limited(RATCH)は、2021年7月30日、RATCH-Lao Services Company Limited(RATCHのラオスにおける100%間接子会社)が、Bangkok Chain International (Lao) Company Limited(BCIL)の9.91%、総額1億9000万バーツの増資株式購入契約を締結したことを発表。
今回の取引は、ラオスのビエンチャンにあるカセムラッド・インターナショナル・ホスピタルへの投資を目的としている。
当該増資株式の取得が完了した後のBCILの株主構成は、Bangkok Chain Hospital Public Company Limited(BCH)が68.47%、RATCH-Lao Services Company Limitedが9.91%、ラオスとタイの少数株主が21.62%となる。
落ち込むムードのタイ経済において、明るいニュースでしょう!
RATCHのチャート

と思いきや。がしかし。このRATCH、チャート的には全然買える要素ない会社のチャートになっています。
なんと、ヘルスケア部門でありながら2020年3月のコロナショックから10%株価を下げている。
2020年5月頃に株価72あたり
2021年1月頃で株価60あたり
2021年6月頃で株価52あたり
そして現在42あたり。。。
なんと1年で約50%減。
これはテクニカル的にキレーに下がり続けるトレンドですね。
ファウンダメンタル的には、
5月に増資。
6月にローン契約。
7月に取締役辞任による再任、などなど。
話題に事欠かない、危ない感じです。
良いニュースだとは思うのですが、鵜呑みにせず、ご興味の有る方はきちんと調べてからのご判断をおすすめします。
ニュース内容抜粋
ラオスのビエンチャンにあるカセムラッド・インターナショナル・ホスピタルは、あらゆるサービスを提供する私立の三次病院で、第一期工事では合計110床、第二期工事では254床まで増やす予定。
※2021年8月19日に商業運転開始予定。
RATCH社の今回の投資は、同社グループの投資計画に沿ったもの。
ラオスに新たなS字カーブを描き、高い成長性と適切な投資収益率を持つ新たな安定した事業に拡大していきます。とのこと。
また、今回の取引により、BCH社とのビジネスパートナーシップが構築され、将来的にヘルスケアおよび関連事業への共同投資の機会が増える可能性があります。
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