ニュースざっくりと
PTTEPは、ブラジルの陸上油田の50%の権益を保有するコンセッションを売却しました。
理由はポートフォリオ合理化の一環として、としています。
PTTEPチャート


コロナショックからは立ち直っているものの、以前の株価まではもう少し差があるところです。
状況的には好材料と見ていいと思うのですが、超長期的には下落トレンドに潮目が変わっています。
業界的には、人々の移動が始まれば自然と上昇することになると思います。
政府の案内がどう出るか、10月の開国は本当に実現するのか。
同社の成績が政府の発言に左右されてしまう点は、如何ともし難いですが投資する側からすると怖くて今は避けたくなるでしょう。
良いニュースではありますが、上昇トレンドに変わるほどのインパクトはないと私は思います。
ですが、以前チェックした資源系の比較ではそこまで悪くないんですよね。
全体的に資源系は厳しい状況にあります。
PTTEP株で言えば、もう少し静観がタイ国内の動向的に妥当かなと思います。
今後に期待ですね。
詳細内容
PTT Exploration and Production Public Company Limited(PTTEP)は、2021年7月30日、PTTEPの子会社であるParticipations and Explorations CorporationとPartex (Brazil) Corporationが、ブラジル連邦共和国で登記されているPartex Brasil Ltda.およびPartex Brasil Operações Petrolíferas Ltda.をUbuntu Engenharia e Serviços Ltda.に全ての義務を伴って売却する売買契約(SPA)を締結したことを発表。
本売却の完了は、ブラジルの石油・天然ガス・バイオ燃料庁からの承認を含むSPAに規定された条件に従う。
売却完了は本年末までを予定。
Partex Brasil Ltda.は、ブラジル北東部に位置する陸上油田であるポティグアル・プロジェクトの50%の権益を保有するコンセッション事業者であり、2020年の平均原油販売量は日量94バレル(50%の権益)となっています。
今回の売却は、同社の投資方針に沿ったポートフォリオの合理化の一環です。
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