21年Q2 決算レビュー
銘柄 | 予実精度 | 売上前年同期比 上昇回数 | EPS前年同期比 上昇回数 | 売上 右肩上がり | 配当 | 粗利率 | 純利率 | 評価 |
WICE | ☓ | 15 | 8 | ◎ | 1.1 | 18 | 8 | 29.5 |
売上前年同期比 +99.69%
EPS前年同期比 +75.0%
年初来
粗利率 18%
純利率 8%
当社およびその子会社は、海上貨物(フルおよびレスコンテナローディング)および航空貨物、カスタムクリアランス、陸上輸送の両方による輸出入を含む国際的なロジスティクスサービスおよびソリューションプロバイダーであり、同社は幅広い顧客の要件を満たすことを目指しています。
https://www.set.or.th/set/factsheet.do?symbol=WICE&ssoPageId=3&language=en&country=US
さらに、会社は工場から別の工場に商品を転送するドアツードア配送を提供し、輸出業者が運賃を負担します。
また、会社は工場から別の工場に商品を転送するExwork配送を提供し、輸入者が運賃を負担します。
RCLと並んで急激に伸びている同社。
海運系のロジスティクスです。
なんと売上は毎年2桁上昇。
前年同期比を軽々超えているのは早4年。
ただEPSがでっこみひっこみを繰り返しています。
利益の出し方がなんだか上下が激しいイメージです。
これはもしかしたら仕入れの費用に影響を受けているのかもしれないですね。
原油価格に依存して利益が変動しているとしたら、この売上は上がるけどEPSが下がるということが理解できます。
粗利率は18%とそこまで他のセクターの雄と比較すると高くはない状況です。
純利もしかり。
ですが、同一セクターの中ではかなり高い部類に位置しています。
そういう意味では、売上が伸びている、EPSも安定とは言わないが伸びている、という点で好感をもっています。
1点だけ、ううーん、と思う点としては、19年度に利益が極端に下がっています。
外部要因で利益の幅がかなり変わりそうだなぁ、と思う点は、割引が必要かなぁと思います。
その他はほぼ満点ですね。
配当も1.1%と無理に高い水準ではないですし、好感持てます。
ちなみに同社は過去何度か紹介させていただいています。
そちらも気になる方はぜひ見てみてください。
21年Q1では、粗利率は17%、順利率は8%とほぼ同様の利益体質をキープしていました。
ここで書いたように、負債とのバランスや、売上やPER、ROEなども素晴らしく、
同一セクターの競合他社と比較しても数字は素晴らしいものが有りました。
今回はSONICも見たんですけどね、SONICは売上が安定的に伸びていないんですよね。
なのでやっぱり取り上げられるのはWICEだなぁということで同社を見ていきます。





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