2021年10月 タイ証券市場報告書 リリース内容全文和訳
<!-- wp:heading --><h2>2021年10月のSETマーケットレポート</h2><!-- /wp:heading --><!-- wp:paragraph --><p>2021年10月、国際通貨基金(IMF)は、2021年の世界経済成長率の見通しを若干下方修正しました。その主な理由は、「COVID-19」の新たな波、原油価格の上昇、サプライチェーンの問題などにより、多くの国でインフレ率の上昇が懸念されているためです。COVID-19から完全に回復していない中で、これらの問題は各国の中央銀行に金融引き締めを促す可能性があります。しかし、タイの状況は改善傾向にあり、政府は低リスク国からの訪問者に対する検疫を解除し、開国計画を進めることを発表しました。タイの資本市場では、3ヶ月連続で外国人資金が流入しており、特に工業関連の業種が再開の恩恵を大きく受けています。</p><!-- /wp:paragraph --><!-- wp:paragraph --><p>タイ証券取引所(SET)の上級副社長であるSoraphol Tulayasathien氏は<br>Tulayasathien氏によると、10月末のSET指数は、前月比1.1%増の1,623.43で終了しました。ベンチマーク・インデックスは2020年末から12.0%上昇し、他の地域の同業他社を上回っています。SET指数をアウトパフォームした産業グループは、2020年末と比較して、「工業」、「アグロ・食品産業」、「テクノロジー」、「サービス」、「金融」、「不動産・建設」でした。</p><!-- /wp:paragraph -->