カシコン証券による2021年配当予想10銘柄がありました。
予想TOP10形式でまとめていましたので、こちらを日本語にて展開しようと思います。
先に出した以下の記事 「過去1年分の高配当TOP10(SET公式サイト調べ)」
と比較して、ぜひ見てみてください。
なお、引用元は以下のURLになります。

- 高配当株トップ10
- 2.Trang Agro-Industry Tree Limited ( PCL ) or STA
- 3.TPI Polene Power Limited ( PCL ) or TPIPP
- 4.Infrastructure Fund powerhouse Amata B. The Green Power ABPIF
- 5.Infrastructure Fund broadband Internet Jasmine or JASIF
- 6.Trust for investment in leasehold Allied or ALLY
- 7.Infrastructure Fund, telecommunication , digital or DIF
- 8.Bualuang Office Leasehold Real Estate Investment Trust or B-WORK
- 9.Sriracha Construction Co. , Ltd. ( the Company ) or SRICHA
- 10.TISCO Bank Public Company Limited ( the Company ) or TISCO
- まとめ
高配当株トップ10
1.STGT STA Glove SC ( Odds Prof. Thailand ) Co., Ltd. ( the Company )
2021年の予想配当利回りは13.90%、株価は66.0を予想。
ほんとか!?超嘘くさい。66.0なんてこれから50%増なんですけど。。
なお現在価格は44.0。
この銘柄は取引期間がまだ短いので、移動平均が長期的に見れないんですよね。
なので、移動平均から逆算して66.0まで見えるラインなのか、が全然予想できない。
この銘柄をこの予想通りだと信じるのは難しいですね。もっと情報を集めたいところです。

2.Trang Agro-Industry Tree Limited ( PCL ) or STA
2564年の予想配当利回りは12.30%、株価は55.00バーツ。
これは有り得そうなラインですね。
株価55.0は今年3月に付けた高値とほぼ同ラインなので、移動平均線的に順調に上がれば、
その抵抗ラインまでは上がると予想するのもうなずけます。

3.TPI Polene Power Limited ( PCL ) or TPIPP
2564年の予想配当利回りは10.30%、2563年の9.10%から上昇し、株価4.62。
株価4.62は現実的に届くか届かないか、というラインのように見えますね。
過去は3月, 9月に配当があったようなので、
9月用に仕込んでおくのは有りかもしれません。

4.Infrastructure Fund powerhouse Amata B. The Green Power ABPIF
2564年の予想配当利回りは9.90%で、2563年の7.70%から上昇し、2.04バーツを保有しています。
これは唯一の株価下落予想なんですよね。
そもそも高い配当でも下落するなら買わないですし、あんまりファンドにいいイメージないのでスルーです。

5.Infrastructure Fund broadband Internet Jasmine or JASIF
2564年の予想配当利回りは9.90%で、2563年の10.40%から上昇し、11.58バーツとなった。
8. JASIF : JASMINE BROADBAND INTERNET INFRASTRUCTURE FUND
こちらの記事でも書いていますので、ご参照ください。
直近株価はきれいにレンジですし上にも下にも強烈にぶれたりはしていないです。
そういう意味では、社債や国債をまだ買っていない、などの人からすると超長期ポートフォリオには有りかもしれません。
無理して買いたい人にとっては、ですが。。。

6.Trust for investment in leasehold Allied or ALLY
2564年の予想配当利回りは9.50%で、2563年の1.00%から上昇し、株価9バーツ予想。
取引期間が短いせいで、移動平均がちゃんと出せてないんですよね。
コロナショックで38%下落し、現在27%下落の状況まで戻してますがまだまだ1年前に追いついていないです。
不動産投資やそっち系の会社(*会社名から推察しただけ)っぽいので、私は興味をそそられない分野なんですよね。
ただ、9バーツに上昇するか、と言われると、移動平均の状況、各種チャート、QごとのEarnings、
ちょっと9バーツまで上げるとなると25%上昇になります。
これはコロナショック前に戻る、ということと同意なので、
ここまでの復調ペースからは難しいと思っています。

7.Infrastructure Fund, telecommunication , digital or DIF
2564年の予想配当利回りは8.70%、2563年の8.10%から上昇し、株価16.23バーツ。
今年の3月に、上場来安値を更新してしまった同銘柄。
下げ止まる気配ないですよね。
現在価格が12近辺なので、16なんて全然想像できない。
ただ、コロナショックでリモートワークや働き方改革などが進んでいるはずなのに、
なぜこの分野、このファンドが上がらないのかが不思議。
ちゃんと調べたら面白い相関が出そう。
興味があればですが。
興味まったくないので調べる気は有りません。笑

8.Bualuang Office Leasehold Real Estate Investment Trust or B-WORK
配当利回りは2021年に8.20%で、2020年の6.90%から増加していると予想しています。株価14.50バーツ。
コロナショックの底を打った9.5近辺のサポートラインまで現在また落ち込んでいる同社。
全然ショックから回復するどころか、なだらかに下げ止まらず下降の一途です。
15バーツ近辺の株価は、どう考えても1年程度のスパンでは届かないと思います。
そして業態からも、この業界はこの時期良いところがないですよね。
コンドミニアム設立用に用意した土地も、コロナショック後に建てたいのか建設ストップしている物件も多数あり。
この銘柄はほっておいていいと思います。

9.Sriracha Construction Co. , Ltd. ( the Company ) or SRICHA
2564年の予想配当利回りは8.20%で、2563年の3.40%から上昇しており、18バーツの予想。
これは18バーツ見えるでしょう。
コロナショックの際に落ち込んだ4.5バーツ近辺の株価は、なんと現在16バーツと約400%増加。
300日移動平均を200日移動平均が抜けてきており、各種指標も上昇を示してる。
超長期的にも、この銘柄は投資しても良さそうな気がしています。

10.TISCO Bank Public Company Limited ( the Company ) or TISCO
2564年の予想配当利回りは7.70%で、4.30%だった2563年から上昇しました。107バーツ予想。
300日の移動平均がまだ上昇に戻ってきてない中で、1株107バーツは行かないでしょう。。。
一番高かった水準で2019年から2020年にかけてですが、その時ですら104バーツですからね。
そして私はこのTISCOでかなり損切りしたので、企業的にも相性が悪い印象があります。
金融セクターではこの企業は買う方針になることはもうないと思っているくらい、
株価の戻りも遅いし、そもそも勤務しているタイ人の話を聞いたりすることも多々ありますが、
内部事情的にも良い話を聞いたことないですね。

まとめ
証券会社の予想だからといって、うのみにするのは絶対やめましょう。
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